今回は落語家・桂吉弥さんについて調べてみました。
桂吉弥について
桂吉弥さんは上方落語界で人気のある落語家さんです。
また、落語家として活動するかたわら、NHKのドラマにもたびたび出演するなど、俳優さんとしての活動もされています。
2010年には同じ一門の桂紅雀さんと「べにや」というコンビ名でM-1グランプリに挑戦しましたが、2回戦で敗退しています。
桂吉弥さんはサッカーへの関心が強く、
2002FIFAワールドカップ期間中に神戸ウイングスタジアムで開催された試合でボランティアスタッフを務めたり、産経新聞でコラムを連載したりするなどしている。
とのことでした。
現在は兵庫県に住まれているそうですので、イニエスタのJ1神戸加入についてどう感じたのか気になります。
その他にもラジオのレギュラー出演をされていたりと、様々な活動をされておられます。
学歴と出身高校
桂吉弥さんの出身高校は大阪府立春日丘高校で、槇原敬之さんも在籍していたそうです。
2017年に母校春日丘高校が大阪府予選で準々決勝に進んだときは、前日にわが母校春日丘高校野球部がサヨナラ勝ちでベスト8に進出したとスマホの速報で確認した瞬間から、次の試合の会場はどこだろう、開始時間は、と気持ちはスタジアムへ。
春日丘高校の野球部をスタンドで応援するのは高校生の時以来なので約30年ぶり。
何十年も前の卒業生で野球部OBでもない私が、「思いっきりやったれ、それだけ練習したんや、ベスト8やで!」声をかけたくなった。
とコラムに書かれていたそうです。
母校愛が強いことが分かりますね。
その後桂吉弥さんは神戸大学教育学部に進学、落語研究会に所属します。
落語研究会の活動を通じて桂吉朝の落語に心酔したことが高じて、大学在学中の1994年11月に吉朝へ入門。
同年12月に、落語家としての初高座を果たした。
大学を卒業する1995年には、2月から吉朝の師匠・桂米朝の自宅への住み込み修業を予定していたが、1月17日に当時住んでいた神戸市灘区内で阪神・淡路大震災を経験。
吉弥自身は幸いにも難を逃れたため、修業の開始を1か月だけ遅らせることを条件に、「朝日キャンプ」の震災ボランティア活動に参加した。
大学で落語研究会に入り、在学中に落語家デビューするとはなかなか凄いですね。
それほどまでに桂吉朝さんの落語が素晴らしかったということですね。
桂吉弥さんは大阪教育大学と筑波大学も目指していましたが不合格、神戸大学に入学ということでしたので、頭はとても良かったのだと思われます。
それが落語にも影響したのではないでしょうか。
ただ、吉朝さんの兄弟子に当たる桂ざこばさんはあまり弟子入りを快く思っていなかったそうで「他人様の税金で国立大学に通って噺家かい!」と言われたことがあるそうです。
教師も税金を払っていますからお門違いでは…とも思いますが、自分より学歴の高い者への敵愾心と相まっての発言だったそうです。
桂吉弥の嫁について
桂吉弥さんは大学で落語研究会に所属したという事は前述した通りですが、その落語研究会に吉弥さんを勧誘した方が、現在の奥様だと言われています。
一般の方なので詳しい情報はありませんでしたが、大学からのお付き合いですので長い間一緒にいらっしゃるのですね。
婿養子になったの?
桂吉弥さんの本名は富谷竜作(とみやりゅうさく)さんです。
しかし旧姓は新保(しんぼ)だそうなので、婿養子になった可能性が高そうですね。
ただし確実に婿養子になったと言い切れる情報はなく、あくまで仮定の話となります。
子どもについて
桂吉弥さんには2人の子どもがいます。
小学校教師を志していた時期もあったとのことですので、お子さんの勉強をみてあげたりもしていそうですね。
安来市ふるさと大使
桂吉弥さんは奥様の出身である島根県・安来市のふるさと大使を務めています。
2011年には同市で開催された「第7回なかうみマラソン全国大会」に参加。
ゲストランナーながらマラソンデビューを果たした。
この大会以降も、マラソン大会に参加することがある。
高校生時代はサッカー部だったという桂吉弥さんですから、走ることはあまり苦にならないのかもしれませんね。
この他にも大阪マラソンや京都マラソンにも参加し、どちらも5時間弱で完走されています。
桂吉弥の父親について
落語家・桂吉弥さんのお父様は一体どのような人物なのでしょうか?
落語家さんですので、父も落語家…というわけではなく、両親とも支援学校の教員をされていたそうです。
そして大阪府立藤井寺養護学校(現・大阪府立藤井寺支援学校)の校長として定年を迎えられたようです。
また、桂吉弥さん自身も小学校で児童会の会長、中学校で生徒会長、ブラスバンド部長、大学では落語研究会の会長をされていたことから、リーダーシップに長けた家系のようですね。
桂吉弥さんは元々お父様と同じように教師(小学校)を目指して、お父様が卒業した神戸大学に入学されています。
父の背中をみて育ったということですね。
尊敬しているのではと思います。
落語家としてだけではなく、俳優として、父としてと様々な顔を持つ桂吉弥さん。
今後もますますのご活躍をお祈りしています。