『北の国から』というシリーズ作品で有名な昭和の名優・田中邦衛さん。
彼の家族を紹介していきます。
田中邦衛が結婚した嫁は一般女性
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田中邦衛さんの奥さんの名前は、田中康子さん。一般女性です。
馴れ初め
二人は、1961年頃、若大将シリーズで敵役の「青大将」役をされている頃に出会ったそうです。
田中邦衛さんがまだ俳優として無名のころ、実家(窯元)で制作した茶碗を買ってもらうために、俳優座の同期女性の自宅に出向き、夕飯をご馳走になったことがあったようなんです。その時にその自宅にいたのが、同期女性の妹にあたる康子さんでした。
その時の印象としては、まんじゅうを買っていっても、特にうれしそうな表情をすることなく、「よそよそいい女の子だな」と思ったようで、特に女性として意識することはなかったようです。
恋心が芽生えたのは、彼女が自宅縁側でミシンを踏んだり、夕方の買い物に出かけたりする姿を見てのことだったようで、素直に「いいなぁ」と思ったんだとか。きっと、「こういう奥さんが家にいて、一緒に過ごせたら素敵だなぁ」と思ったのでしょう。
なんとも素朴な平凡な。日本人っぽいですね!
その後、田中邦衛さんは奥さんの家に頻繁に通っては、3年間片思い状態。奥さんの両親と一緒に花札をして楽しんむ日々が流れたようです。そして、意を決して、プロポーズ。結婚2ヶ月前から、奥さんの実家に住み着き、結婚後も奥さん側の家族と一緒に暮らし始めたようです。
田中邦衛さんが48歳になるまで、奥さんの実家で同居していたということで、今の10代20代からすれば、考えにくい結婚生活ですね。
夫婦仲
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夫婦だけでなく家族との絆は相当深かったようです。
週刊ポスト2015年10月30日号掲載によると、高熱が出て2週間入院した際、寝たきりになったことで、普通に歩行するのが難しくなるほど、足の筋肉が衰えてしまい、リハビリのために一時的に老人ホームに入ったものの、車いす生活を送ることになったんだとか。
2017年にはすでに認知症の症状が出ていたようですね。
晩年のリハビリ生活中、奥さんと二人のお子さんが献身的に支え、ほぼ毎日施設を訪れ、長い日には5~6時間、日が暮れるまで、ほぼ一日といっていいくらい付き添い、家族と一緒に過ごしていたそう。
ちなみに、入居していた介護付き老人ホームは月額20万円程度で、超有名人が入っているにしては、わりと一般人でもがんばれば手が届く範囲の金額です。入居にあたっては、「田中邦衛」という名前はいっさい表に出されておらず、偽名で入居されていたようです。
そりゃあ名俳優が入居しているとなれば、パニックになりますからね。
しかし、結果的に、このままテレビに出演することはなく、2021年3月24日に老衰のため、88歳で亡くなってしまったことは残念でなりません。。
田中邦衛と嫁との間に出来た子供
田中邦衛さんには、二人の子供がいます。
2人とも娘さんです。
長女・田中淳子さん、次女・田中千恵子さんです。
長女の田中淳子さんはNHKに勤めていて、ワシントンで支局長を務めたことで有名で、まさにエリート。
誕生日:1964年
出身:東京都
学歴:上智大学外国語学部英語学科(在学中にはアメリカのジョージタウン大学国際関係学部に留学経験あり)
職業:NHK職員(広報局長)、ジャーナリスト、NHK国際部デスク、前ワシントン支局長(女性初)
どうやら大学時代からの友人と結婚して、息子さんが1人いらっしゃるようで、息子さんみたいですね。
旦那さんは仕事をやめて、専業主夫として育児に専念しているようです。
なお、次女の田中千恵子さんに関しては、調べてみても出てこず、年齢も不詳です。お嫁さん共々一般人ということですね。
親子仲
ズバリ良好と言っていいのではないでしょうか。
生前、田中邦衛さんは子供たちと面と向かってしゃべることが苦手なくらいシャイな性格で、子供たちに怒鳴り声をあげることはおろか、叱ることはいっさいなかったそうです。
言葉数が少なくも、家族のためにがんばって働いている父親の背中を見て愛情を感じながら、育った感じでしょうか。