20年以上にわたり、第1線のモトクロスライダーとして活躍している成田亮(あきら)さん。
生傷や大きなケガが絶えないモータースポーツの戦場に挑み続けている成田亮さんのお嫁さんはどのような方なのでしょうか?
成田亮さんの足跡を追いながら調べていこうと思います。
予期せぬつらい別れがあったと聞きますが・・・
成田亮について
成田亮さんは1980年青森県生まれ。
3才からモトクロスを始め、5才にはレースに参戦、地元東北地区の大会で優勝するほどの実力だったそうです。
中学2年生で全日本モトクロス選手権に出場し、その年に国際B級のクラスチャンピオンになり、1995年に史上最年少の国際A級ライセンスを取得します。
14歳で、日本のトップクラス、世界でも戦える実力を持っていたのですね。
モトクロスというのは、サーキットのようにきちんと舗装された道路でなく、起伏に富んだ自然のままの地形で行われるため、思わぬアクシデントに見舞われることもしばしば。
そのため、成田亮さんも転倒によって骨折などの大きなケガが絶えないようです。
腕にミミズが這っているかのような傷跡がなんとも痛々しいです。
このようなケガを負っても、またレースに戻っていくというのですから、強靭な精神力はもちろん、モトクロスというものの魅力にすっかり取りつかれているのでしょうね。
戦績
1995年には国際A級ライセンスを取得し、その年の参戦カテゴリーでランキング2位となった成田亮さん。
2000年には国内の大会だけでなく、アメリカのレースにもフル参戦、ランキングも16位とまずまずの成績だったようです。
翌2001年はスポットで参戦、2位でゴールしたレースもあるそうです。
2002年に国内でのレースでシーズンチャンピオンに。
以後、2018年までに通算150勝を挙げ、11回チャンピオンに輝いています。
起伏の激しい悪路でハイパワーのオートバイを制御するのは並大抵の体力と筋力が要求されると思われますし、モータースポーツはとにかくお金がかかります。
選手生活も20代で終えてしまう人が多い中、40代近くになっても現役、しかも第1戦で優勝争いに常に絡んでくる成田亮さんは、モトクロスのレジェンド、鉄人と言っても過言ではないでしょう。
収入
成田亮さんは2018年現在オートバイメーカーのホンダのワークスチームに所属しています。
モータースポーツのワークスチームは、自社の車やオートバイがどれだけ高性能かを示すためという側面があるため、常に結果が求められます。
日本国内のレースで10回以上チャンピオンになり、150勝以上している成田亮さんであっても、過去の実績だけでは契約できません。
結果が伴わなければすぐに首が切られてしまうという過去な状況の中、成田亮さんはどれくらいの収入を得ているのでしょうか?
具体的な数字まではさすがにわかりませんが、成田亮さんの趣味に「ポルシェでドライブ」ということが書いてありましてので、1000万円クラスの車を購入しても生活に不自由しない程度の収入なのでしょう。
ブログなどから生活水準を推測してみても、割とラーメンや東北で有名な定食屋チェーンでの食事が出てくるあたりから、日常的に贅沢をしているわけではないようです。
さらに、レース中のアクシデントでいつ選手生命が断たれるかわかりませんから、そういったリスクを含めた収入を得ていることは想像できます。
これらのことから想像すると、普通のサラリーマン以上、1000万円にちょっと届かないくらいの収入なのでは?という感じです。
成田亮の嫁は誰?
成田亮さんはバツイチです。
2008年7月に離婚して、2009年に再婚しています。
最初の奥さんとの間に眞來(まいき)君という男の子がいましたが、残念ながら、2010年にこの世を去っています。
何度となくブログの中でも愛息の写真が紹介され、本当に大好きだということが伝わってきていただけに、いなくなってしまったことはすごく辛かったでしょう。
しかも、離婚した上に、再婚まで果たした成田亮さん。
眞來君と会う機会も少なくなっていったことを後悔しているのかもしれませんね。
ですが、いつまでもくよくよしていられなかったのでしょう。
眞來君が大好きだった、格好いいパパであるために、これまで以上に努力をして、レースでの勝利にこだわっていったと思われます。
成田亮の息子
眞來君がこの世を去ってから2年経った2012年、成田亮さんのもとに男の子がやってきます。
新しい奥さんとの間に生まれてきた男の子には、暖(だん)君と名づけられました。
眞來君とはできなかったことを取り返すかのように、成田亮さんはレースの表彰台に暖君を抱っこして昇ったり、暖君を自分のオートバイに乗せていたりします。
成田亮さんは最近、暖君にモトクロスを教えるのが楽しいそうです。
成田亮さん自身3才からモトクロスを始め、5才の時にはレースに出ていますので、暖君にも自分のようになってほしいと、小さい頃から英才教育を施しているかもしれません。
あと10年もしたら、「成田亮2世」として華々しくモトクロスシーンに暖君がデビューするのがすごく楽しみです。