今回は広島出身の元プロボクサーで世界チャンピオンにまでなった竹原慎二さんの嫁や現在の状況についてまとめていきます。
竹原慎二の嫁
上の画像の右側に写っているのが竹原慎二さんの嫁さんの香織さんです。美人な方ですよね!実はこの嫁さん、竹原さんの命の恩人でした。
竹原さんは2014年に膀胱がんを患い闘病生活を余儀なくされました。その時にそばで支えたのが家族、特に嫁である香織さんでした。
竹原慎二は結婚して20年になる嫁の香さんに、闘病生活中は一番支えられていたと語っている。
竹原慎二は誤診により膀胱がんの発見が遅れたが、別の医者を勧めたのは嫁の香織さんであったという。
余命を宣告された竹原慎二は『死ぬなら家で死にたい』と嫁にいってしまうくらいに落ち込んだが、それを支えたのが香織さんであった。
妻の香織さん、旦那である竹原さんを「パパ、絶対に死なせないから」という言葉や献身的なサポートで支えました。
嫁の香織さんはセカンドオピニオン・サードオピニオンとあらゆる病院を奔走し、竹原さんの命を繋ぎ止める手段を探し出したのです。
まさに命の恩人と言っても過言ではないですし、理想の奥さんですよね!竹原さんは闘病後、「徹子の部屋」に出演した時、このように話されていました。
「こんなに愛されていたんだなと。女房には頭上がらないし、大事にしないと」と涙を浮かべて感謝。「凄い、いい人見つけたと思います。独りだったらあきらめていますよ、もういいやって」と妻のお陰で今の自分があるとの思いを明かした。
改めて“結婚・家族っていいな”と思わせてくれる話ですね。家族への思いやりを忘れずに日々過ごしていきたいものです。
竹原慎二の現在は激やせ?
竹原慎二さんは2020年現在で激やせしている?という噂があり、死去の噂まで出ています。過去に激やせしたのは本当ですが、現在でも存命なので安心してください。
激やせの理由は上でも書いた通り、膀胱がんの影響です。膀胱がんを発見する経緯は以下のようなものでした。
まずは身体の異変に気づいたのは2013年の1月下旬頃。
嫁の香織さんと食事をしていてもトイレに何度も行きたくなるような頻尿がキッカケでした。
数日経過しても症状は治らないことから掛かり付けの内科のA医師に診てもらうことに。
しかし、診断結果は「膀胱炎」と言われ1週間薬を飲みましたが頻尿は改善せず。またA医師のもとに行く竹原慎二さん。
すると、A医師からは「お酒を飲むから薬が聞かないんだよ」と言われ、竹原さんは7日~10日間禁酒をして薬を飲み続けましたがやはり効果がありませんでした。
そうすると、頻尿から痛みを感じるようになり次第に激痛に。トイレでもがくような痛みが襲ってきます。
A医師に診てもらうも「チャンピオンは痛みに大げさ過ぎだよ」と言われ詳細な検査を受けられませんでした。
初診から11ケ月後の2013年1月、いつものようにトイレで用をたすと便器が真っ赤に染まったのです。
驚きと不安に襲われた竹原さんは、ここで初めて別の病院へ。B医師のもとで尿細胞診を行った結果、膀胱ガンが発覚します。
2014年2月の出来事でした。
最初の違和感から一年経ってようやく膀胱がんの発見に至ったのです。A医師を信頼していた竹原さんでしたが、この時にセカンドオピニオンの重要性に気付いたとのことです。
これは過去の闘病生活を綴った書籍『見落とされた癌』でも書かれています。ここから闘病生活へと入っていくのですが、激やせはこの時からですので、2020年ではありません。
現在は定期検診をクリアしていることをブログで綴っていて、術後数年経過して問題無い様子です。
これは癌患者へ非常に勇気を与える結果なのではないでしょうか?
このまま元気な姿を見せ続けてほしいですね!
膀胱がんのステージは?
竹原慎二さんがセカンドピニオンとしてB医師から言われた時の膀胱がんはステージⅣ。5年生存率は40%以下だったようです。
B医師からは膀胱の全摘出を勧められたそうですが、竹原さんは頑なに拒否。その時に同じボクサーである畑山隆則さんから東大病院を勧められたそうです。
人口膀胱ではなく自分の小腸を使用する最先端の治療法に挑むことになり、希望が見えてきたそうです。
東大病院は最先端の技術があるだけではなく、患者の希望に沿った治療計画を立ててくれることから信頼をし身を預けることにしました。
持つべきものは仲間ですね!畑山さん、素晴らしいです。
病院の見落とし
A医師での病院で癌の見落としがあったことは間違いありません。さらにB医師からも命を預かる者として不適切な対応をされたそうです。
東大病院に行くと決まってからB医師の態度が豹変したそうですよ…。
妻の香織さんがB医師に「主人は本当にステージ4なんでしょうか?」と聞くと「東大病院に行くんでしょ?僕にはこれ以上はこたえられない」と切り捨てられたような言葉にショックを受けました。
いくら自分の患者ではなくなるからといって、この態度はいかがなものかと。個人的には医師免許剥奪してほしいです。人の命を何だと思っているのでしょうか。
東大病院で手術を行った後、竹原さんの体に奇跡的な変化があったことを医師から告げられます。
「リンパに転移していたガンがなくなっているんです。抗がん剤が効いた可能性が高いんですがここまで、消えるなんて本当に珍しいです!」
竹原さんは闘病中、免疫力をアップさせることを強く意識したようです。食事療法やビワの葉自然療法、ノニジュース、ヤクルト400、散歩など。
出来ることを全部やった結果、癌細胞が消えるという奇跡が起きたのではないでしょうか。何より家族の支えや現役時代に培った精神の強さも関係しているのでしょう!
竹原さんは、
『がん=死』ではないんだということを僕が証明して、みんなに伝えていきたい
と話されています。また、
- 娘の結婚式に出る
- 長女と家族4人で酒を飲む
- 女房と富士山に登る
という目標まで掲げ、2016年にはホノルルマラソンを完走するほど体調は回復しています。
今まさに癌と闘っている人には非常に励みになる姿ですね!
これからも人々に元気を与える存在であり続けてほしいと思います。