漫画家・安部慎一の嫁の画像&息子まとめ。

今回は、個性派漫画雑誌『ガロ』で活躍していた漫画家・安部慎一さんについてまとめていきたいと思います。

 

安部慎一について

安部慎一さんは、1970年代より『ガロ』や『ヤングコミック』を中心に活躍した漫画家さんです。

鈴木翁二、古川益三と並び、「ガロ三羽烏」や「一二三トリオ」と称される漫画家の一人。

漫画雑誌『ガロ』は、個性的な漫画家さんを多く輩出している雑誌ですね。

特に有名な方ですと、つげ義春さんや、蛭子能収さん、水木しげるさん等がガロ出身の漫画家さんになります。

そのような方たちを抑え、「ガロ三羽烏」と称される安部慎一さんのすごさたるや。

独特のセンスが天才と称され、つげ義春先生も

『まぁ漫画家の中でも、あの当時出てきたなかでは最高だと思いますね。

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今、彼に代わるようなマンガ家ってちょっと出てこないですよね』

と発言されていたそうです。

『ガロ』は、個性的な方たちが多く執筆されていることから、

漫画業界全体でも持ち込みに来た漫画家に「うちでは載せられないけどガロにでも持込すれば?」と言われるのが常套句となるほど『ガロ』には数多くの個性的な作家が集まったことで知られる。

若干お払い箱のような扱いにも感じますが、それはそれとして、当時あまり業績の良くなかった青林堂を窮地から救ったのが安部慎一さんたちなんですね。

一躍有名雑誌になったガロは漫画家の憧れとなり、他誌でデビューしてガロでも活動していた作家さんもいたらしいです。

安部慎一さんは、所謂「ガロ系」と呼ばれる作家さんたちに多大な影響を与えました。

そんな安部慎一さんも、学生時代に読んだ永島慎二さんの「青春裁判」に影響を受け、漫画家を志したそうです。

憧れすぎた故、三日間家出をして永島先生の元を訪れたとか…。

高校卒業後に上京し、永島の家の近くの杉並区阿佐ヶ谷の富士荘2階に住む。

本格的に漫画を描き始め、『ビッグコミック』新人賞に投稿する。

最終審査まで残ったが、あまりにも永島の影響が出過ぎていたために、選考委員の石森章太郎から「影響を受けすぎてはいけない」と批判され落選。

家出をして本人に会いに行くくらいですので、影響を受けてしまうのも無理はありませんが、漫画家たるものオリジナリティは常に追求していかないといけませんよね。

先に『ガロ』は個性派揃いの雑誌だと言いましたが、上記を見てわかって頂けるように、並大抵の個性では太刀打ち出来ないような雑誌だと分かります。

好き嫌いはハッキリしそうですが、受ける人には受けるニッチ市場を意識した雑誌だったようです。

 

新興宗教にはまった?

1970年にデビューしてから10年あまりの32歳の時、安部慎一さんは新興宗教に染まり精神分裂症(統合失調症)を発病しました。

GLA(ゴッド・ライト・アソシエーション)という宗教団体創始者の弟子になり、その後自らも宗教団体を作ろうと構想してたのですが…。

神になる方ではなく、精神病院に入る方で終わったようです。

永島先生を崇拝していたことを踏まえるとなんとなく想像出来そうですね。

酒にものめり込むようになり、徐々に寡作となる。

2000年代に入り、実際には寡作だっただけであり、完全に沈黙していたわけではないが『QuickJapan』の「消えた漫画家」特集にて取り上げられ再び注目されるようになる。

現在は酒も宗教もやめ、6回入退院をした持病と闘いながらも地元の福岡県田川市に居を構えて、漫画雑誌『アックス』に連載中の田川生活等の小説執筆を主として創作活動を続けている。

紆余曲折ありながらもなんとか持ち直し、ゆっくりと執筆活動をされているようで安心しました。

この『アックス』という雑誌は、事実上『ガロ』の後継誌に相当するそうです。

ガロで執筆されていた方も多く活躍されています。

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2009年には『美代子阿佐ヶ谷気分』が映画化されました。

 

安部慎一の嫁は誰?

その人気から映画にもなった『美代子阿佐ヶ谷気分』。

タイトルにも入っている「美代子」さんこそ、安部慎一さんの奥様・安部美代子さんなのです。

嫁の美代子さんは、安部慎一さんの高校時代の後輩で、また安部慎一さんの初恋の人だったそうです。

初恋の方とお付き合いし、結婚まで至るとはなんともロマンチックですね。

美代子さんをとても愛していらっしゃる安部慎一さんは

「この間、美代子に『生まれ変わっても、もう一度キミに求婚するよ』と話したら、『今世だけで、もう充分、こんなハードな人生は一度でいいわ。

でも、アナタが死ぬまでは一緒にいます』と言われてね。

はは、今じゃボクはすっかり恐妻家です」

とお話しされていました。

まったくどこが恐妻家なのか!と言いたくなりますが、幸せそうですので何も言えません。

安部慎一さんの作風は、自分が経験した事・身の回りで起きたことを基に構成されている作品が多く『美代子阿佐ヶ谷気分』はその代表作となるものです。

この作品は、安部慎一さんと美代子さんが恋人同士で同棲をしていた頃のお話で、70年代のノスタルジックな男女の愛を描かれています。

今から約40年前の二十歳そこそこの男女が織り成す、ネットリとした性愛。

当時の社会情勢がそうさせるのか、カルチャーを牽引する若者の恋愛は今では想像もつかないほど複雑だ。

しかし登場人物の心の奥底は一途で純情なので、かなり過激な性描写もいやらしさを感じない。

まるで漫画を見ているかのような気分になると評価も高い映画です。

お二人がいかに愛し合っていたかが繊密に表現されています。

また、映画公開についてのインタビューで安部慎一さんは

「町田マリ―さんが、美代子にそっくりでビックリ。

顔は美代子の若い頃の方がちょっと上だけど。

うん、ちょっとだけね(笑)」

と答えられていました。

結構、普通の方って謙遜して「うちの奥さんよりよっぽどキレイ!」と言いがちなところ、安部慎一さんは美代子さんのほうがさらにキレイだと言っていて愛を感じました。

これだけ愛されていると美代子さんも幸せですね。

色々なことがあったと思いますが、どれも夫婦で乗り越えてきたのですね。

美代子さんに似ていると安部慎一さん本人から太鼓判を押された町田マリ―さん主演の『美代子阿佐ヶ谷気分』。

気になる方はぜひご覧になられてみてください。

 

息子について

安部慎一さんには息子さんが2人いらっしゃり、どちらも「HINTO」というバンドで活動されています。

長男が安部コウセイさんでボーカル、ギター、作詞作曲担当。

次男が安部光広さんでベースを担当されています。

『美代子阿佐ヶ谷気分』の主題歌は、息子さんの当時結成していた別バンド「スパルタローカルズ」が担当していました。

ワンマンライブがソールドアウトしていたり、ストレイテナーのホリエアツシさんと対談されていたりと、結構人気のあるバンドのようです。

結構中毒性のあるサウンドが特徴で、やはり父の血が入っているんだなと思う少し不思議な感覚になる曲が多いです。

「好きな人はすごく好き」という共通点がありました。

グッズのデザインも安部コウセイさんがされているそうですので、グッズから入るのもアリかもしれませんね。

個性派漫画家の子は個性派バンドマンでお後がよろしいようで。

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